4月27日(木)、陸上競技視覚障害クラスでやり投げ・砲丸投げ・円盤投げの日本記録保持者である田中司さんが来校しました。
田中さんは三井住友海上火災保険株式会社で勤務しながら陸上競技をしています。
香川県内の中学校で野球部に所属し、甲子園出場を目指していましたが、事故で視力を悪化させ、野球を断念しました。
その後、相撲や柔道に転向して結果を出しましたが、さらなる視力悪化のために続けることができませんでした。
持ち前の肩の強さを活かせる競技を模索する中で陸上の投てき競技に出会いました。
2016年のジャパンパラ陸上競技大会ではやり投げ競技で日本新記録を出して優勝し、今年3月にドバイで開催されたIPCグランプリでも銅メダルを獲得するなど、わずか数年で日本を代表する選手になりました。
田中司さん 生徒たちはメダリストと金メダルに興味深々
田中さんは、藤井学園のトレーニング施設を見学するために来校しました。
ソニックスやホグレルといった最新設備の効能を、体験してすぐにわかるあたりは、さすがはトップアスリートです。
酸素カプセルも日常的に利用しているという田中さんは、大型酸素ボックスに入って、日々の練習の疲れをとりました。
ソニックスを体験 ホグレルで肩甲骨まわりの柔軟性を高めます
田中さんは2020年の東京パラリンピック出場を目指して、日々練習しています。
そんな田中さんを藤井学園も応援しています!
学園にまた来てください!
※写真はご本人の許可を得て掲載しています。
(文責:経営戦略室)