期末テストも終わり、夏休みが近づいてきました。
例年この時期には、総合学習特別講座が行われています。
今年は以下の講座が開かれました。
英語科では、グローバルコース1年生、商業科3年生を対象に、旅行先で使える英会話術の講座がありました。この講座では、映像等を用いて実際の旅行をシュミレーションしながら行いました。
理科では、グローバルコース1年生を対象に、再結晶の実験を行いました。
芸術科では1年生の特別進学コースと商業科を対象に、猪熊弦一郎美術館の見学に行きました。
商業科では2年生を対象に、うちわの港ミュージアムにて丸亀うちわの体験学習が行われました。実際にうちわ作りを体験しながら、地元の伝統工芸を学ぶ貴重な機会となったようです。
また、商業科の1年生を対象に税理士さんによる講演会も開かれました。実際に第一線でご活躍されている方々のお話を聞くことで、今学習していることが将来的にどのように役に立つのかをイメージする良い機会となったようです。
このように、普段の教科書を軸とした学習とはまた別に、総合学習特別講座では社会学習を兼ねたアクティブラーニングを取り入れた学習を行っています。
このような『教科書には載っていないことを学習する』ということも、これから社会に出ていく上では大切なスキルとなってくるでしょう。
実際にその業界の本物に触れることや、先輩方から現場の生の声を聞くことは、将来的に自分にどんなお仕事が出来るか等のイメージを掴む上でも役に立つことかと思います。
いよいよ今週からは夏休みに入りますが、夏休みには生徒にいろいろな体験をして頂きたいと思っています。大学や専門学校への進学を志す生徒には是非オープンキャンパスに足を運んで頂きたいですし、就職を希望する生徒には、インターンシップを始めとした就業体験をして頂き、イメージを掴んで頂きたいと思います。
夢を実現する為にはまずイメージを持つことが一番の秘訣です。
『将来なりたい自分』をイメージしながら、是非有意義な夏休みを過ごしてください。
文責:高校教員