香川県藤井高等学校
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特別進学コース総合探究

12月16日(土)に特別進学コース(全学年)は、講師に日独協会の田村慶三先生をお迎えし、塩屋別院にあった丸亀ドイツ兵俘虜収容所について学びました。

第1次世界大戦当時、日本は遼東半島をめぐってドイツと戦い、青島を守っていた約5,000名のドイツ兵が日本各地(当初12か所)に分散して収容されました。塩屋別院はその一つです。

「教科書に出てくる第1次世界大戦という世界史的な大事件と関わりのある史実が、意外にも身近なところにあることに多くの生徒が驚いて、それだけに興味を持って話を聞いてくれたことがよく分かりました。」(田村先生 談)

地元や世界の歴史を知り、これからの国際社会における自分たちの生き方を考えるきっかけになったようです。国際理解も深まり、充実した探究活動ができました。

 

(文責:高校教員)

防火防災避難訓練

12月13日(水)の4限目に防火防災避難訓練を行いました。今回は、地震発生にともない出火、津波警報発令を想定した訓練を行い、中高生がユリーカホール3階に避難しました。

自衛隊の方を講師に迎え、防災教室が開催されました。災害時における危険を認識し、日常的な備えを行うとともに、状況に応じて、的確な判断の下に、自らの安全を確保するための行動ができるようにしておくことが重要である。と言った話をしていただきました。貴重なお話をありがとうございました。

(文責:高校教員)

修学旅行4日目(普通科ユリーカコース2年生)

4日目の最終日は上野恩賜公園で集合写真を撮り、その後しばらく動物園や博物館、科学館、美術館を自由散策しました。午後はお台場付近を散策し、これから羽田空港に向かいます。そして、高松空港到着後、空港ロビーで解団式を行う予定です。

 

 

4日間通して天候に恵まれ、添乗員さんやガイドさんなどさまざまな方々のおかげで本当に貴重な経験ができました。ありがとうございました。

(文責:高校教員)

修学旅行3日目(普通科ユリーカコース2年生)

3日目は午前中に国会議事堂の見学、続いて文部科学省、農林水産省の2つのグループに分かれて省庁訪問を行いました。
まず、国会議事堂の見学では普段参議院の会議が行われている参議院議場や天皇陛下が国会へおいでになった際に一時的にお休みになられる御休所、中央玄関に通ずる中央広間などを見学しました。
また、省庁のお話はどちらもそれぞれの特色溢れるもので、充実した時間となりました。

午後は班ごとに事前に時刻表や道順などを調べて作り上げた行程表を元に、班別自主研修を行いました。
初めて行く場所だらけで時には困難なこともあったのではないかと思いますが、各班協力して全員無事ホテルまで帰着することができました。

  

(文責:高校教員)

修学旅行2日目(普通科ユリーカコース2年生)

2日目はディズニーアカデミーを受講し、キャストの方のお話を伺いました。キャストの方々が「働く」上で大切にされている考え方である「おもてなし」について、コミュニケーションの取り方について具体的なポイントも教えていただきました。当たり前のことを続けることの大切さ、相手の立場に立って行動することなど、これからの生活にもつながる貴重な話を聞くことができました。
また、午後は東京ディズニーシーにて先ほど学んだことをパークで実際に体感する時間でした。

昨日と比べ、本日は晴天で比較的暖かく、級友たちと思い出に残る素敵な時間を過ごすことができました。

  

(文責:高校教員)

修学旅行1日目(普通科ユリーカコース2年生)

12月5日(火)より普通科ユリーカコースの2年生は修学旅行にて東京に来ています。

1日目は羽田空港に着陸後、東京スカイツリー、浅草寺を散策し、夕食はシンフォニークルーズで豪華なブュッフェをいただきました。船からは綺麗な夜景を眺めたり、サックスの生演奏を聴いたりと普段はなかなか味わえないような貴重な時間を過ごすことができました。

 

 

そして初日の全行程を終え、無事にシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに到着しました。

天気予報では一部雨も心配されていましたが、なんとか天候にも恵まれ、今のところ体調不良者もおらず、全員元気に東京観光を楽しんでいます。

明日は、ディズニーのキャストの方の講演を聞いた後、午後より東京ディズニーシーにて自由散策となっています。

(文責:高校教員)

四国学院大学社会福祉学部『ふくし祭り』に参加しました

11月25日(土)にグローバルコース1・2年生は総合探究の一環として、四国学院大学社会福祉学部主催の『Wel – Fes in SGU 2023』に参加しました。福祉というテーマで、さまざまな方面からお話を聞きました。イベントの前には大学の施設見学もさせていただきました。

福祉体験プログラム「若者広場で、集まろう!」では、現役の大学生との交流がありました。普段聞くことのできない、大学生活の情報や将来の進路選択の仕方など、多くのお話を聞くことができました。

その他にも、多くの講座や体験プログラムが組まれており、介護やドラマで学ぶ手話、日本以外の国々での福祉事情など多くのことを学ぶことができました。

本日のイベントを通して、福祉に関する視野が広まり将来を考える良いきっかけとなりました。ありがとうございました。

 

 

 (文責:高校教員)

グローバルコース総合探究特別講座

11月16日(木)グローバルコース総合探究特別講座が行われました。

【医療講座】

今回の医療講座は、理学療法士についての内容でした。理学療法士は、病院や、地域、スポーツなど様々な現場で活躍している職業であることの説明をしていただき、知識を深めることができました。また、呼吸の重要性についても学ぶことができ、実際に呼吸法を実践するなど自らの身体の機能や、呼吸が動作のパフォーマンスにも影響することが理解できました。特別講座を通じて、医療分野に興味を持つ生徒も増えています。ご指導いただき本当にありがとうございました。

【ゲーム講座】

今年度最後の講座は、2Dでのゲーム構築でした。障害物を避けながら、より早くゴールを目指すと言う設定です。画面の背景や、障害物、キャラクターの速度やジャンプの高さと設定も複雑になり、慣れない作業に悪戦苦闘しながら没頭していました。
今回の講座を通じて、少しではありますがゲーム作りの面白さや大変さが経験できたと思います。この講座をきっかけに、ゲームクリエイターが育つことを願っています。
ご指導いただいた講師の先生、本当にありがとうございました。

【デザイン講座】

今回のデザイン講座は、ゲームの企画を自分たちで考え、各班で発表をしました。それぞれの案をたくさん出し、みんなで良いものを作ろうと話し合いをしました。ブレインストーミングという手法を用いて、1.他人のアイデアを否定しない 2.どんな発想のアイデアも受け入れる 3.質よりも量が大事である 4.結合と改善を行う
以上の4つのポイントを基本とし、それらについてさまざまな意見が出ました。各班ともユニークな作品ができ、とても良い時間でした。今後の進路に活かされると思います。
年間通してたくさんの知識をつけることができました。本当にありがとうございました。

【美容講座】

今年度最後を飾ったのは、アイブロウでした。アイブロウは、美しい眉毛にするために、ペンシル・パウダー・マスカラ・ワックスなどの化粧品を使用してメイクのテクニックを施すことです。眉毛は、顔の雰囲気に特に影響を与えるポイントと言われますが、確かに上がっている眉毛はしっかりとした印象を与え、下がっている眉毛は可愛らしさをイメージさせますね。生徒たちはいつも以上に真剣に講師の先生のレクチャーを受け、その後、各自で「美の追求」に励みました。全5回にわたって貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

 

グローバルコース総合探究特別講座も今回で終了ですが、毎回違う内容で行われるこの特別講座を生徒達もとても楽しみにしていました。様々な体験を提供してくださる専門学校の先生方、本当にありがとうございました。また来年度の講座も楽しみにしています。

(文責:高校教員)

人権映画観賞会

11月15日(水)に人権学習の一環として、人権映画鑑賞会が行われました。病気によって目が見えなくなった一人の男性の人生を描いた映画『見えないから見えたもの』を視聴しました。自分が生きてきた中で積み重ねた経験やこれからの未来ある若者へのアドバイス等、多くのことを学ぶことができました。また、全ての人々が辛い想いを抱えることなく幸せに暮らせる社会を創れるよう、今後とも人権・同和教育を実施し、生徒だけでなく教職員を含む我々大人の世代も一緒に、社会の在り方を考えていかなければならないと改めて思いました。

(文責:高校教員)

学校法人藤井学園創立100周年記念式典

本日、11月13日(月)、学校法人藤井学園創立100周年、および藤井学園寒川高等学校創立50周年の記念式典が本校のユリーカホールにて挙行されました。

元ドイツ連邦共和国大統領クリスティアン・ヴルフ氏ご一行様を始め、香川県副知事大山様、丸亀市長松永様、さぬき市長大山様、同窓会長横田様、同窓会長森島様、中学・高等学校の校長先生方、PTA役員の方々などたくさんの方々にお越しいただきました。ご多忙の中、お越しいただき、ありがとうございました。

 

記念式典の第1部は学校法人藤井学園理事長藤井睦子によるピアノ演奏によって彩られました。学校創設者である藤井和市翁が購入したアップライトピアノによる演奏は歴史の深みと新たなる幕開けを感じました。その後、開式の辞、国歌斉唱、理事長挨拶、校長式辞、同窓会長挨拶、来賓の方々からの祝辞、そして、姉妹校である聖ベルンハルト・ギムナジウム校よりビデオメッセージもいただきました。また、在校生の代表として生徒会長の高校3年生、宮川苺子さんが述べた「誓いの言葉」は、本校の更なる発展と活躍を期待させる素晴らしい内容でした。

  

 

祝電披露の折には、制服のデザインを手掛けてくださったコシノヒロコさんや、藤井学園寒川高等学校卒業生でもあるココリコの遠藤章造さんなどからのお祝いの言葉をご紹介しました。様々なご縁があって藤井学園の今があるのだと実感しました。

 

第2部は本校の中学プサルター部によるアヴェ・マリア、ドイツとも深い関係のある歓喜の歌、日本の童謡ふるさとの演奏から始まりました。その後、元ドイツ連邦共和国大統領クリスティアン・ヴルフ氏に特別講演をしていただきました。「新時代の日独交流~日本の若者へのメッセージ 若者はいかに生きるべきか~」をテーマに、さまざまな格言を引用しながら、「失敗を恐れず、自分の成し遂げたいことを見つけ、まずは挑戦すること」「失敗を未来の成功に繋げること」「自分を信じて日々努力をすること」「メンター(良き指導者)の助言を素直に聞けば成功を掴み取ることができるということ」「人生は日々の積み重ねであるから毎日幸せや生きがいを感じられるように生きていくこと」「積極的に社会に関わりをもつこと」「ネット上にある様々な情報を鵜呑みにせず、広い視野をもって正しく判断できるようになること」「安易に他人を批判するのではなく、他者の話に耳を傾け、共感できるようになること」など、ご自身の貴重な体験を踏まえて、藤井学園の学生に力強いメッセージを送ってくださいました。

本校は大正13年、藤井和市翁により丸亀女子教員養成学校が創立されてから100年という月日が経ちました。藤井高等女学校、藤井女子商業学校と変遷し、戦後の学制改革を経て、男女共学制の香川県藤井高等学校、香川県藤井中学校、藤井学園寒川高等学校の3校に発展しました。「大正」「昭和」「平成」「令和」と長い時を経てもなお、変わらず学校教育が行われていること、感慨深いとともに、非常に嬉しく思います。

学校法人藤井学園が創立100周年、藤井学園寒川高等学校が創立50周年を迎えることができましたのは、皆さまの温かいご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

移りゆく時代の中で「学校は真の人間教育を行う道場である」という建学の精神や、「誠実・勤勉・礼節」という校訓をこれからも守り続け、次の100年に向けて更なる発展を目指し、香川県の未来を担う人材育成のために、さまざまな学校教育を行ってまいります。

最後になりますが、本日の式典に関わっていただいた全ての方々に御礼申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。そして、これからも学校法人藤井学園を宜しくお願いいたします。

(文責:高校教員)