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香川県藤井中学校

香川大学の石原准教授による理科特別授業

12月5日(金)、香川大学創造工学部の石原先生をお招きし、中学2年生を対象に特別授業を行っていただきました。

授業では、複雑な立体図形の展開図について学び、実際に工作を行いながら立体の構造を理解する活動に取り組みました。

生徒たちは、普段の授業では触れることの少ない専門的な内容に興味津々で、友達と協力しながら楽しそうに作品を仕上げていました。実際に手を動かしながら考えることで、図形に対する理解がより深まり、学びへの意欲も高まった様子でした。

今回の特別授業を通して、創造することの面白さや工学分野の魅力に触れる貴重な機会となりました。

(文責:中学校教員)

ドイツ・デュッセルドルフ地区「ライン新聞( Rheinische Post )」掲載

先月、聖ベルンハルト・ギムナジウム校の14名の生徒が姉妹校交流の一環として本校を訪れ、様々な交流が行われました。そのときの様子がドイツ・デュッセルドルフ地区の大手新聞「ライン新聞( Rheinische Post )」に掲載されました。

Rheinische Post ドイツ新聞の記事 

ライン新聞  (  RHEINISCHE POST  ) :

 ヴィリツヒ市シーフバーン地区 聖ベルンハルト・ギムナジウム校

 ヴィリッヒの生徒達は日本で何を体験したか  :

 (   シーフバーン地区発  ) :

ヴィリッヒ市シーフバーン地区聖ベルンハルト・ギムナジウム校の生徒達14人は、二週間日本で過ごしました。 日本で丸亀の姉妹校を訪問しました。

 (   以下、記事本文  ) :

 ヴィリッヒ市のシーフバーン地区にある聖ベルンハルト・ギムナジウム校の生徒達14人がヴィリッヒの故郷に帰ってきました。生徒達は、10学年から11学年 (  15 歳から17  ) の生徒です。 彼等は、忘れる事のできない多くの思い出と共に帰国しました。 生徒達は、ナディア・ホイザー先生、トニー・ザウク先生と共に11月の始め、二週間の予定で日本への旅に出発しました。 目的地は、丸亀市の姉妹校です。 2017 年以来、丸亀の藤井学園とシーフバーンのギムナジウム校中高一貫学校  ) は姉妹校提携で結ばれてます。

 ドバイ経由で17時間を飛び、東京に着きました。そしてその後も緊張が続きました。丸亀までは新幹線で行きました。着いた時、姉妹校の代表団とホスト・ファミリーが心から歓迎してくれました。それで到着後、安堵しました。 生徒達は、日本のホスト・ファミリーの家で日本の礼儀作法や慣習を学び、日本食を味わい、日本での普通の生活を体験しました。  藤井学園は、多彩なプログラムを用意していました。 一つのハイライトは剣道体験でした。  まず印象深い剣道の立ち合いを見学しました。 そして剣道7段の達人の指導の下、生徒達も自ら剣道を試みました。

 書道教室では、生徒達は、自分達の名前を伝統に従い、筆と墨を用いてカタカナと漢字で書く事を習いました。 さらにプログラムは続きました。 丸亀の市長を表敬訪問しました。

 日本の伝統である茶道、うどん打ちを体験しました。 そして金刀比羅宮を見学しました。 ギムナジウム校の生徒達は折り紙芸術を習い、また伝統工芸品である「 うちわ 」作りを学びました。 神道の儀式に参加に参加した事は、生徒全員にとり感動的な瞬間でした。 善通寺訪問も、それに劣らぬ感動的な事でした。 善通寺で仏教の儀式に参加しました。仏教の儀式にも参加した事で、その日は忘れられない体験をした日となりました。

 日本の生徒達は、20265月にヴィリッヒに向けて出発します。  聖ベルンハルト・ギムナジウム校は、日本の生徒達の旅を今回ドイツの生徒達が体験したような学ぶ事の多い旅にしたいと考えています。 

 写真説明 :

 聖ベルンハルト・ギムナジウム校の生徒達は金刀比羅宮への遠足に出かけました。

 独文和訳稲留康夫氏(ヴィリッヒ日独協会(Japan-Club Willich)会長)

「讃岐うどんでギネス世界記録に挑戦 ― 最大のうどん試食イベント」参加

11月21日(金)に、丸亀市産業観光課よりお声がかかり「讃岐うどんでギネス世界記録に挑戦 最大のうどん試食イベント」に1年生が参加しました。本イベントは、讃岐うどんの魅力を全国に発信するとともに、参加者全員でギネス世界記録の達成を目指す大規模な企画です。

当日はスペシャルゲストとして、俳優の 上戸彩さん と 松岡昌宏さん が登場し、会場を大いに盛り上げてくださいました。生徒たちもゲストの登場に歓声を上げ、イベント全体が明るく活気に満ちた雰囲気となりました。

参加者が試食した讃岐うどんは、以下の3種類です。

1.ぶっかけうどん

2.甘口トマたまカレーうどん

3.醤油うどん

生徒たちは香川県が誇るうどん文化に触れ、地元産業への理解を深める貴重な機会となりました。また、ギネス世界記録への挑戦という特別な経験に、終始楽しそうな様子が見られました。

今回の参加を通して、地域の伝統や産業に対する関心を高めるとともに、仲間と協力して大きな目標に挑む楽しさを感じる良い学びの場となりました。

11月22日(土)の四国新聞にも掲載されました!

(文責:中学校教員)

公立高校出願説明会と藤井高校入試説明会

本日は中学3年生を対象に公立高校出願説明会と藤井高校入試説明会がありました。公立高校出願説明会では、今年度から始まるインターネット出願の手続きの説明が、藤井高校入試説明会では普通科のユリーカコース・特別進学コース・グローバルコース・商業科の順番でそれぞれのコースの特色について説明がありました。受験を控えた3年生にとって、よい機会になったと思います。保護者の方としっかり話し合いを重ねながら悔いのない進路選択をしてほしいと願っています。

(文責 中学校教員)

非行防止教室

本日、香川県警察より講師の先生をお招きし、2年生を対象に「非行防止教室」を実施しました。SNSトラブル、万引き・喫煙などの非行の実態、そして「ちょっとした気の緩み」が重大な結果を招くことについて、具体的な事例を踏まえながらご講話いただきました。

生徒たちは、自分自身の行動を見つめ直し、「自分を守る力」を高めるために何が必要かを考える貴重な時間となりました。今回の学びを、今後の学校生活や家庭生活の中でも生かしてほしいと思います。

(文責:中学校教員)

ドイツ留学生お別れ会

11月15日(土)、11月8日(土)より1週間ほどお迎えしていたドイツからの留学生との日々も最終日を迎えました。1限目はホストファミリーと最後の交流を行い、それぞれの家族で写真を撮るなどして別れの時を惜しんでいました。2限目はユリーカコース2年生の教室で班ごとに日本の伝統的な遊びを楽しんだり色紙にメッセージを書いたりなどして、最後の時を大切に過ごしました。最後は丸亀駅へ向かう一行を中学生全員で見送り、次回の再会を約束してお別れしました。様々な交流を経て互いにとって大変有意義な時間を過ごせました。次は我々がドイツへと訪れる番です!

(文責:中学校教員)

ドイツとの姉妹校交流5日目

November 14th

In the afternoon, the German high school students taking part in the exchange program in Marugame visited Shioya Betsuin to experience a Buddhist ceremony called Hōonkō, dedicated to gratitude and remembrance.

Before this visit, the students had taken two classes at the high school, including a history lesson specifically devoted to the past of Shioya Betsuin. This lesson was taught by Mr. Tamura, a high school teacher specializing in the history of the Shioya Betsuin internment camp, and was attended by Ms. Ōkubo from the Marugame International Exchange Association. There they learned that, during the First World War, the temple served as a camp for German prisoners of war. After the fall in China of the German military base of Tsingtao (Qingdao) in 1914, 4,627 German soldiers were taken prisoner and sent to several camps in Japan; among them, 324 were interned in Marugame, in a camp set up within Shioya Betsuin itself, where they lived for more than two years. Despite the wartime context, they were able to engage in sports and cultural activities, especially music, which helped to foster exchanges between Germany and Marugame. Today, this temple is the only former prisoner-of-war camp building from that period still preserved in Japan, and it remains an important place of remembrance.

At the temple, the students then attended the Shioya Betsuin Hōonkō ceremony. The Hōonkō they attended is one of the most important ceremonies in the Jōdo Shinshū tradition. It is a memorial service during which believers express their gratitude to Shinran Shōnin (1173–1263), the founder of this school, and to the compassion of the Buddha Amida. In concrete terms, the ceremony consisted of a period of reciting Buddhist sūtras and hymns (otsutome) in the hondō, the main hall of the temple.

After the ceremony, the group visited Marugame Castle. There, the students observed the architecture of the castle and its stone walls, while enjoying the panoramic view over the city and the sea. By connecting the temple, marked by the shared history of Japan and Germany, with the castle, a symbol of local history, this day enabled the students to gain a deeper understanding of Marugame’s cultural richness and the value of international exchange.

 

 1114

午後、丸亀で交流中のドイツの高校生たちは、感謝と追悼を趣旨とする仏教行事「報恩講」を見学するために、塩屋別院を訪れました。

訪問に先立ち、生徒たちは高校で二つの授業を受け、そのうちの一つは塩屋別院の歴史をテーマにした授業でした。この授業は、塩屋別院の収容所としての歴史を専門的に研究し、高校で教えられている田村先生が担当し、丸亀市国際交流協会の大久保さんも同席してくださいました。その中で、第一世界大戦中、この寺院がドイツ人捕虜収容所として利用されていたことを学びました。1914年、中国の青島(チンタオ)にあったドイツ軍基地が陥落した後、4,627名のドイツ兵が捕虜となり、日本各地の収容所に送られました。そのうち324名が丸亀に送られ、塩屋別院の境内に設けられた収容所で2年以上生活しました。戦時下という状況にもかかわらず、彼らはスポーツや音楽をはじめとする文化活動を行うことができ、これがドイツと丸亀との交流のきっかけにもなりました。現在、この寺院は当時の捕虜収容所としての建物が現存する、日本で唯一の場所であり、貴重な歴史の記憶を伝える場となっています。

塩屋別院では、生徒たちは「塩屋別院報恩講」の法要に参列しました。生徒たちが参加した報恩講は、浄土真宗において最も重要な法要の一つとされています。親鸞聖人(1173〜1263)という宗祖と、阿弥陀如来の慈悲に対する感謝をあらわす追悼法要です。法要では、本堂で経典や御和讃をとなえるお勤めが行われました。

法要の後、一行は丸亀城を訪れました。生徒たちは城や石垣の構造を見学し、町並みや海を一望できる景色も楽しみました。ドイツと日本の歴史的なつながりを持つ塩屋別院と、地域の歴史を象徴する丸亀城の両方を訪れることで、生徒たちは丸亀の豊かな文化と、国際交流の大切さについて理解を深めることができました。

(文責:中学校教員)

ドイツとの姉妹校交流4日目

November 13th

As part of their cultural exchange program, the students took part today in several activities aimed at deepening their understanding of the region’s historical and artistic heritage.

They began the day with a visit to Nakatsu Banshōen, where they enjoyed a walk through the garden and appreciated the beauty and serenity of the traditional Japanese landscape.

They then participated in an uchiwa-making workshop, discovering local craftsmanship and creating their own traditional Japanese fan.

In the afternoon, they visited Zentsūji Temple, where they were guided by Mr. Andō, Head of Public Relations at Sōhonzan Zentsūji. During their tour of the Mikagedō, which is a highly sacred hall within the Zentsuji temple complex being the birthplace of Kobo Daishi (Kukai), the founder of the Shingon school of Buddhism, the students took part in an otsutome session — a short recitation of Buddhist sutras. They then experienced the Kaidan Meguri, a symbolic walk in complete darkness, and concluded with the Temple Treasure Hall, which houses valuable historical artifacts.

This day offered the students a valuable opportunity to deepen their understanding of Japanese culture through art, craftsmanship, and spiritual practices.
All activities took place in a thoughtful and enriching atmosphere, further enhancing their cultural awareness and the quality of the exchange between our schools.

 

1113

文化交流プログラムの一環として、今日は地域の歴史や芸術に触れるさまざまな活動を行いました。

午前中は、まず 中津万象園を訪れ、庭園散策をしながら日本庭園の美しさと落ち着いた雰囲気を楽しみました。

その後、伝統工芸であるうちわ作り体験 に参加し、地元の職人技に触れながら、自分だけのうちわを制作しました。

午後には善通寺を訪れました。今回の見学は、総本山善通寺広報主任の安藤様のご案内のもとで行われました。

御影堂の拝観では、「御影堂は、弘法大師(空海)御誕生の地である善通寺の中でも特に神聖な堂宇である」という説明を受けながら見学を進め、まず短いお経の読誦であるお勤めを体験しました。

その後、暗闇の中を進む精神的な修行である戒壇めぐりを行い、最後に貴重な歴史資料等が収蔵されている宝物庫を見学しました。

今日一日の活動を通して、生徒たちは日本の文化を芸術・工芸・精神文化の面から深く理解する貴重な機会を得ることができました。
すべての活動は落ち着いた有意義な雰囲気の中で行われ、両校の交流の質と文化的な視野をさらに広げる一助となりました。

(文責:中学校教員)

ドイツとの姉妹校交流3日目

November 12th

This morning, we attended a tea ceremony at Fujii Gakuen, hosted by the Tea Ceremony Club. The German school students discovered a whole new world and thoroughly enjoyed what they saw and tasted. Around 10:00 a.m., we headed to Marugame Port and took a boat to Honjima Island.  After arriving there, We had a bento lunch at a restaurant, then walked to the Kasashima Important Preservation District for Groups of Traditional Buildings.

Under bright, sunny skies, they were amazed by the landscapes they encountered throughout the day.

On the way back, we took an express boat and arrived at the school shortly before 3:00 p.m. The students were delighted with their day.

11月12日

今朝、藤井学園で茶道部主催の茶会に参加しました。ドイツの生徒たちは全く新しい世界に触れ、見たり味わったりしたものを大変楽しみました。

午前10時ごろ、丸亀港へ向かい、本島行きの船に乗りました。到着後レストランでお弁当をいただきました。それから徒歩で笠島重要伝統的建造物群保存地区を見学しました。

よく晴れた空の下、彼らは一日を通して目にする景観に感動していました。

帰りは高速船に乗り、午後3時前に学校へ戻りました。生徒たちは充実した一日に大満足の様子でした。

(文責:中学校教員)

 

ドイツとの姉妹校交流2日目

November 11th

Today, the German school students attended two classes: one in English and the other in Japanese, during which they tried their hand at calligraphy.

At about noon, we took part in a udon-making workshop at the Shikokukan of Udon, where we prepared our own udon and then enjoyed them.

Finally, we visited Konpira Shrine (Kotohira-gū) in Kotohira. In the main hall, a priest kindly conducted a ceremony in honor of our two schools.

Our guests were delighted and felt truly transported by this immersion in a new culture.

 

11月11日

本日、ドイツの生徒たちは2つの授業に参加しました。1つは英語、もう1つは日本語で、日本語の授業では書道にも挑戦しました。

お昼頃には「うどんの四國館」で、うどん打ち体験に参加し、自分たちで作ったうどんをその場でおいしくいただきました。

最後に、琴平町にある金刀比羅宮を参拝し御本宮では、神主のご厚意により、両校のためにご祈祷(式典)を執り行っていただきました。

ゲストの皆さんは、新しい文化に触れるこの体験に大いに喜び、心から感動していました。

(文責:中学校教員)