臨時休業が延長されました。最初に渡した課題も終わりかけていることでしょう。ただ、一通りすればいいものでもなく、何回も繰り返してやっておいてください。休業日数延長に伴う追加の学習については簡単にプリント類を渡すこともできませんので、担当教員が選んだ「ぜひみておいて欲しいサイト」を紹介します。必ず目を通しておいてください。
なお、理科のレポートは提出してもらいますが、他教科のものは提出の必要はありません。
追加課題 1年生
国語
【Z会無料提供教材】中高生のための自宅学習サポート教材 スタートダッシュ▶国語 P7まで
数学
中学校数学学習サイト 教科書p.14~19を参考に
学校図書 数楽ランド 円周率は3.14で計算してください
社会
NHKforSchool 歴史教科書32~35を参考に(縄文時代と弥生時代)
NHKforSchool 地理教科書6~13を参考に(どうしていろんな地図があるの?)
理科
[EDIT] 黄金の3日間の授業開きや参観日にお勧め「物の名(もののな)」の授業 | TOSSランド 新一年生は学校が始まると、植物についての学習をしていきます。植物による、水の通り道についての実験をしてレポートにまとめましょう。植物を染める染色液は色のついている液体(醤油や墨汁など)を使ってやってみよう!
レポートには次のことを必ず書いてください。
①タイトル
②準備するもの
③手順と結果(写真を貼ったり図をかいたりすると分かりやすくなります)
④実験結果から分かったこと
⑤参考資料(書名やインターネットのアドレス)
レポートはA4の紙(1~3枚)にまとめてください。書き方は問いません。
英語
優良な無料学習プリントファイル 「名前」「be動詞」の無料学習プリントとその解答 (8ページ分)
【Z会無料提供教材】中高生のための自宅学習サポート教材 無料教材の音声を聴いてみよう
追加課題 2年生
国語
【Z会】中高生のための自宅学習サポート教材 11Pまで解き、自己採点。
数学
中学校数学学習サイト 教科書p.18,19を参考に
教育出版 高校入試問題集 1~2年 数と式(大問1~7),1~2年 関数(大問1,2),1~2年 図形(大問1~8),1~2年 資料の活用(大問1,2,4)
社会
NHKforSchool 歴史の教科書100~103を参考に(戦国の動乱から天下統一へ)
NHKforSchool 地理の教科書136~139を参考に(日本の地域区分)
理科
理科実験の授業一覧 授業の最後に地震について学習しました。地震による液状化現象の実験をして、レポートにまとめていこう。
レポートには次のことを必ず書いてください。
①タイトル
②準備するもの
③手順と結果(写真を貼ったり図をかいたりすると分かりやすくなります)
④地震に備えて非常用持ち出し袋の中に入れたいもの(最低5つ)
⑤調査後の感想
⑥参考資料(書名やインターネットのアドレス)
用紙のサイズはA4で、1〜3枚にまとめて書きましょう。
ちびむすドリル中学校【理科】 植物の分類 1年生の教科書P16〜53を参考に
英語
優良な無料学習プリントファイル 「数字」「一般動詞」「三人称単数形」「一般動詞の過去形」の無料学習プリントとその解答 (8ページ分)
追加課題 3年生
国語
Z会中高生のための自宅学習サポート教材春の基礎固め演習 語句の復習 15Pまで自己採点
数学
中学校数学学習サイト 教科書p.16,17を参考に
教育出版 高校入試問題集 1~2年 数と式,1~2年 関数(大問5~8)
1~2年 図形(大問9~11),1~2年 資料の活用(大問5~7)
社会
NHKforSchool 歴史の教科書162~173を参考に(近代国家の成立~明治政府~)
NHKforSchool 歴史の教科書162~173を参考に(文明開化~新しい文化~)
NHKforSchool 公民の教科書38~45を参考に(日本国憲法)
理科
ちびむすドリル中学校【理科】 大地 1年生の教科書P72~83を参考に
ちびむすドリル中学校【理科】 地震 1年生の教科書P60~71を参考に
英語
優良な無料学習プリントファイル 「比較級」「最上級」「同級」「買い物での会話」の無料学習プリントとその解答 (8ページ分)
海外では以前からインフラ整備が進んでおり、日本の大学ではこの機にオンライン授業が進みつつあります。しかし、小中高校ではほとんど進んでいません。新聞の調査では、全体の5%ほどだそうです。これには理由があります。文部科学省の規制で「対面指導なしでは原則、単位として認めない」とされてきたからです。一人の教員が対応できるのは多くても40名程度です。1クラス100名という学級はありません。これは対面指導を原則としているからです。この縛りがなくなれば、1人の教員が1000人を相手に授業をしてもかまわないことになります。これは重要なことだと考えます。私たち教員は生きた人間を相手にしているのです。教えたことに対する反応は?理解できているのか?他事はしていないのか?飽きていないのか?疲れていないか?もっと進めるべきか?他にもいろいろあります。教室内の空気を肌で感じながら授業やホームルーム運営を進めていきます。それが、われわれ教員です。この対面教育は、以前から重要視してきたことです。
海外での教育は、日本とはまったく違うといえます。海外はすべてが自己責任です。学校はあらゆる手段で知識を伝達するだけです。それをどのように理解していくかは生徒の自己責任です。試験で基準以上なら合格、それ以外は不合格、それだけです。あっさりとしていいのかもしれませんが、私たちが目指しているのは、海外のそれとは違います。一人ひとりを見つめる教育です。不合格にならないよう、全員が合格ラインを超えるよう教員が全力で努力します。良し悪しはあります。しかし、本校はこの対面での教育を重視していきたいのです。
余談ですが、公立学校を統括している県教育委員会の工代祐司教育長は、4月22日の記者会見で次のように述べています。
「県内の公立学校ではハード面の整備が不十分で、個人情報が流出する懸念があるとして、臨時休校の期間中にオンライン授業を実施するのは難しい。」
今自分にできることを着実にしていくことが大切なのではないでしょうか。
(文責:中学校教員)