9月19日午後3時(現地時間)から、聖ベルンハルト・ギムナジウム(ドイツ・ヴィリッヒ市)と藤井学園との姉妹校提携の調印式が行われました。
約1週間続いていたヴィリッヒ市の雨模様の空から晴れ間が見え、優しい太陽の光が差し始めた頃、調印式は始まりました。
調印式は、ヴィリッヒ市の市庁舎であるネールゼン城の3階大広間での、藤井睦子理事長のピアノ演奏から始まりました。ドイツのギムナジウムとの姉妹校提携ということで、ドイツの作曲家シューマンを含む4曲を披露し、優雅なひと時となりました。
場所を2階の小広間に移し、いよいよ調印式です。ヨーゼフ・ハイエス市長(ヴィリッヒ市)、水内龍太在デュッセルドルフ日本国総領事、ヴィリッヒ市の市議会の各政党団長など、約20名の出席がありました。
関係者のご配慮のおかげで、学校間の提携という枠を越えた格調高い雰囲気の中で調印式を迎えることができ、歴史的な瞬間に居合わせたかのような錯覚に陥るほどでした。
ヴィリッヒ日本クラブの稲留康夫様の司会で、ヨーゼフ・ハイエス市長、水内龍太在デュッセルドルフ日本国総領事、マルグレット・ペータース校長(聖ベルンハルト・ギムナジウム)、藤井睦子理事長(藤井学園)の順に挨拶を述べていきました。
この姉妹校提携が若者同士の交流を促進し、両校にとって新しい風をもたらしてくれるという喜びと期待の言葉が並び、未来への希望を感じる時間になりました。
その後、関係者が見守る中、聖ベルンハルト・ギムナジウムのパトリック・ホーフマッハー学校運営機関代表、マルグレット・ペータース校長、藤井学園の藤井睦子理事長の三者が、調印書類に署名しました。
丸亀から約9200キロ離れたドイツのヴィリッヒ市に、藤井学園の姉妹校が誕生した瞬間です。
調印式後は、和やかな雰囲気になりました。
今後、両校の生徒の短期派遣プログラムなどを提供していく予定です。詳細については、随時お知らせしていきます。
なお、この姉妹校提携については、在デュッセルドルフ日本国総領事館のホームページや現地新聞でも取り上げられました。
※聖ベルンハルト・ギムナジウムの概要
1946年創立。ドイツ・ヴィリッヒ市(デュッセルドルフより車で20~30分程度)にある中等教育学校。生徒数1003名。教職員数約90名。
http://www.malteser-st-bernhard-gymnasium.de/startseite.html
※今回の姉妹校提携を取り上げているホームページ記事(在デュッセルドルフ日本国総領事館)
http://www.dus.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000475.html
(文責:法人事務局)