12月3日(水)、人権教育の一環として、ユリーカホールにて、映画『この世界の片隅に』の鑑賞会を行いました。
本作品は、昭和初期から戦時下に至る広島市および呉市を舞台とし、当時の社会情勢の中で懸命に日常を営もうとする市井の人々の姿を丹念に描いた作品です。戦争中においても、人が人としての尊厳を保ちながら生きようとする姿や、家族・地域社会の支え合い、そして日々の小さな幸福のかけがえのなさが描かれていました。
以下、鑑賞後の生徒振り返り文からの抜粋です。
「戦時下における生活の脆弱さと、日常が突如奪われる理不尽さを強く実感した。」
「当たり前と感じている日常が、どれほど多くの人の努力と平和によって支えられているかを改めて考える機会となった。」
これらの感想から、生徒たちが作品を通じて、戦争と人権、平和と日常の関係について主体的に理解を深められたと思います。
今回の鑑賞を、今後の人権教育や平和学習へとつなげ、生徒が他者を尊重し、多様性を受け入れ、責任ある社会の一員として成長していくための継続的な取り組みを進めていきます。

(文責:高校教員)

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