香川県藤井高等学校
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1年団 人権・同和教育LHR

7月16日(水)3・4限に、高校1年生を対象に人権・同和教育を行いました。今回の人権・同和教育は、瀬戸内国際芸術祭の会場にもなった国立ハンセン病療養所「大島青松園」がある高松市の大島を舞台に描かれたドキュメンタリー映像「長生きしてよかった~強制隔離と現代アートの島で」を視聴しました。映像では、たくさんの方の耐え難い思いや涙がありました。そのような歴史やそこで生きた人の人生と向き合った芸術家、そしてそこで生まれた芸術に触れた人など、様々な人の思いに映像を通して触れ、生徒もいろいろと感じたところがあったようです。

 

【 生徒感想より 】

「この授業を受けるまで、ハンセン病を知りませんでした。映像では、差別や偏見という辛さを乗り越え、毎日強く生きていた人がいたことに感動しました。この映像を見て、間違った知識で生まれる偏見や差別の怖さを知りました。教室では、私たちも学校がいけなくなったことを経験した、近年の感染症とも比較して、改めて差別はいけない事だと認識しました。正しい知識を持って、相手の気持ちを考えて、差別や偏見をなくしていかなければならないと思いました。」

 

(文責:高校教員)