<数学科より>
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅学習が続いていますが、これまでの進捗状況はどうでしょうか。
懸命に頑張って取り組んでいても、身についていると感じられないこともあると思います。
そのようなときは、次の4つの力について考え、今後の取り組みに活かすことを願っています。
①問題の題意を読み取り、それを分析する力
②一般化された条件を、図やグラフに置き換えて翻訳する力
③結論に対する目標を設定し、解答の手順をイメージする力
④設定した目標に向けて、手順に沿って計算や式変形を遂行できる力
昭和女子大学では、学生への総長からのメッセージとして、『今だからできることをするヒント』が呼びかけられました。
その8項目の1つに、「今までの勉強の復習をしましょう。わからないままになっていた言葉や事柄を調べてみるチャンスです。」とあります。
前例のない事態に直面していますが、今だからできることにも挑戦し、この難局を乗り切りましょう。
<家庭科より>
家庭科からは、みなさんの生活のヒントになる言葉を紹介します。
いずれも、松下幸之助『大切なこと』からの引用です。
「知恵は無限」
“なすべきことはなさねばならぬ”という強い決意の上に立って正義感と勇気に燃えたならば、そこに思いもかけぬ知恵が湧き出て、思いもかけぬ道がひらけてくるのである。
「くふうする生活」
とにかく考えてみること、くふうしてみること、そしてやってみること。失敗すればやり直せばいい。やり直してダメなら、もう一度くふうし、もう一度やり直せばいい。昨日と同じことを今日は繰り返すまい。どんなわずかなことでもいい。
「何が起こるか」
何が起こるかわからない。まずそれだけの覚悟をお互いしっかり持っておきたい。今日は昨日の続きで、明日は今日の続きで、だから毎日が事もなく続くとは何の保証もないのである。大切なことは、何が起こっても、まず素直にその事態を受けとめるということである。
今までは無意識に過ごしていた生活の場を見つめなおしてみよう!
(文責:高校教員)