香川県藤井高等学校
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防災教室

12月14日(水)4限目に、自衛隊香川地方協力本部の方を講師に迎え、防災教室が開催されました。クイズや講師の方の自己紹介など楽しい話から、南海トラフ地震に備えての準備や心構えに関する真剣な話まで、40分という短時間ではありましたが内容の濃い時間を過ごすことができました。近い将来に、ほぼ100%の確率で起こるとされる南海トラフ地震。過去に起きた阪神淡路大震災や東日本大震災の例を振り返ってみると、災害救助比率の80%が「自助」(自らの身は自分で守ること)と「共助」(地域で協力して助け合うこと)であったことを知り、自分自身による自分の命を守るための備えと、周囲の人たちと助け合える関係や環境づくりが大切なことに気づかされた貴重な時間となりました。

 

(文責:高校教員)

香川大学創造工学部特別講義

12月10日、ユリーカコースの高校3年生の物理履修生徒と高校1年生の物理に興味がある生徒を対象に、香川大学創造工学部の石原秀則准教授による特別講義がありました。3回目の最終回は「物理の数学的表現Ⅲ」として、「物体の運動を数式で表す」を講義していただきました。物理と数学の関連性について、運動や力の数学的表現だけでなく、振動と数学がどのようにつながるのか、振り子を使った実験で考えてみました。

 

最初に、振り子実験装置能の制作に取り組みました。厚紙で台座を作り、オモリを付けた割り箸を取り付けていきました。オモリを割り箸に取り付けるための釣り糸の調整が難しかったようです。次に、制作した振り子実験装置を使って、振り子の挙動を調べました。それぞれの実験装置の振り子の長さを計るとともに、10回往復する時間を計りました。その後、その全員のデータをとりまとめて一覧にすると、振り子の長さと10回往復する時間に正の相関関係があることが確認できました。一方で、微分方程式を解くことにより、周期は振り子の長さのみで決まることが示され、振り幅が周期に影響を与えないことを知りました。振り幅が大きくなると速度が速くなるイメージと一致しており、数式を物理的観点からとらえることで、数式の間のつながりが気づきやすくなることを理解しました。

 

3回にわたる特別講座により、生徒たちは工学系統の実験のあり方を体験し、将来の進路を含めて深く考えるところがあったようです。

(文責:高校教員)

普通科ユリーカコース修学旅行最終日

ユリーカコース修学旅行団は、昨日に引き続きハウステンボスでお昼過ぎまで思う存分散策をしました。その後、変なホテルハウステンボスの敷地内で解団式を行い、博多駅、岡山駅を経由して無事に帰ってきました。体調不良者もなく、無事に行程を終えることができました。

保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 
 

普通科ユリーカコース修学旅行3日目

ユリーカコース修学旅行団は、午前に雲仙妙見岳からの景色を望み、午後からはハウステンボスで時間いっぱいまで散策をしました。
今晩はハウステンボス内の『変なホテル』に宿泊し、明日も引き続きハウステンボスを堪能した後、帰路につきます。
  

普通科ユリーカコース修学旅行2日目

ユリーカコース修学旅行団は、平和公園と原爆資料館での平和学習、長崎市内のタクシー研修、雲仙温泉外散策の全行程を終えました。
今晩は雲仙スカイホテルに宿泊し、明日は雲仙ロープウェイに乗って妙見岳からの景色を観たあと、午後からはハウステンボスの散策となっております。

 

 

普通科ユリーカコース修学旅行1日目

ユリーカコース修学旅行団は太宰府天満宮への参拝や、PayPayドームでのプログラム等、初日の行程を無事終えました。
今晩はホテルモントレ福岡に宿泊し、明日は原爆資料館での平和学習や長崎市内のタクシー研修を予定しております。

 

人権講演会

11月16日(水)3、4限目に人権講演会が行われました。

終戦へと向かっていく広島の片隅で、一人の女性がどんな生活を歩んでいたのかを描いた作品『この世界の片隅に』を鑑賞しました。反戦を強調する作品ではありませんが、当時の日常生活の中に戦争があり、多くの人の人生を左右したという事実を痛感する物語でした。色々な作品に触れ、知識として知るだけでなく、「思いを募らせ感じてほしい」と願っています。

(文責:高校教員)

香川大学創造工学部特別講義

11月19日、普通科ユリーカコースの高校2・3年生の物理履修生徒と高校1年生の物理に興味がある生徒を対象に、香川大学創造工学部の石原秀則准教授による特別講義がありました。前回に続き「物理の数学的表現Ⅱ」として、「物体の運動とベクトルの関係」を講義していただきました。物体の動きの表現方法として、ベクトルによる力の解析を利用して、実験ではその挙動を検証しました。

 

最初に、ボールを動かす力として2点で押す場合を実験しました。ボールを線に沿って動かそうと、試行錯誤しながら押していました。次に、ボールを固定する力として3点で押す場合を実験しました。どのように押さえればボールが動かなくなるか、再び試行錯誤を繰り返していました。そして、力のつり合う方向を発見したならば、押している方向を記録に取りました。実験に取り組む3人の力が入りすぎて、器具が破損するトラブルもありましたが、記録した3つの直線が1点で交わることが確認でき、生徒たちは安堵していました。物理現象を理解するうえで、ベクトルを理解することが重要な役割を持っていることを確認し、スポーツ科学やロボット工学への課題に傾聴していました。

 

(文責:高校教員)

第5回 グローバルコース総合探究特別講座

11月17日木曜日、普通科グローバルコース2、3年生を対象にした特別講座が行われました。

この特別講座では、卒業後の進路選択が広がるよう、医療・ゲーム・美容・マンガの4つの分野で専門学校の講師の方々から直接指導を受けることが出来るので、生徒達にとっても楽しみな授業の1つです。

 

ゲーム講座では、プログラミング技術を学び、キャラクターを動かしながらゲームの1シーンを作っていました。

 

美容講座ではヘアアクセサリーを作って、ヘアアレンジの仕方を学びました。

 

マンガ講座では、スクリーントーンの使い方を学び、削ったりぼかしたりしながら、影を表現する技術を学びました。

 

医療講座では、今回は理学療法について学びました。バランステストをしながら、身体がどう反応するのかを実際に確かめることで、身体のしくみについての理解が深まりました。

全5回に渡って行われたグローバルコース総合探究特別講座も今回で終了ですが、毎回違う内容で行われるこの特別講座を生徒達もとても楽しみにしていました。

毎回様々な体験を提供してくださる専門学校の先生方、本当にありがとうございました。
また来年度の講座も楽しみにしています。

(文責:高校教員)

 

交通教室

11月9日(水)、4時間目のLHRの時間に、丸亀警察署から警察官の方をお招きし、高校1年生を対象に交通教室が行われました。本日は高校生の自転車のマナーについてのDVDを視聴し、実際に疑似体験自転車マシーンを利用して、自転車に乗るときの注意点や危険性を身をもって感じることができました。それに加えて、警察官の方からは香川県の自転車事故などの実例を交えてお話をしていただきました。

藤井高校では多くの生徒が自転車通学をしていますが、本日の貴重な体験を生かして自転車通学の生徒に限らず、全生徒が交通ルールを守り、登下校や外出時に交通事故に遭わないように気を付けて運転してほしいと思います。本日はありがとうございました。

 

(文責:高校教員)