香川県藤井高等学校
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冬季課外講座

12月26日と27日の2日間、冬季課外授業が行われました。

期間は短いですが、自身を律し、机に向かう習慣作りのきっかけになったかと思います。

誘惑の多い年末年始ですが、将来の目標に向けて取り組んでいってほしいと思います。

(文責:高校教員)

終業式

本日、終業式が行われました。

2学期も学業やスポーツで多くの賞を獲得しており、たくさんの賞状伝達の後、校長先生からは、命についてのお話がありました。失ってからその大切さに気付くのでは遅い命。まず何よりもご家族と自分自身の健康を大切にし、この年末年始をゆっくりとお過ごしください。

また、生徒指導からは、休暇中の諸注意についての話がありました。年末は、事故の多い時期です。特に若者の運転する車はスピードを出しがちで、一度事故が起こってしまうと悲惨な結果に繋がってしまうことが少なくありません。くれぐれも先輩や友達の運転する車には乗らないようにするなど、自己防衛も含めて交通安全への意識を持つようにお願い致します。

明日から1月10日まで冬季休業となりますが、明日は冬のまつりと商業科が運営するチャレンジショップが開催されます。在校生並びに保護者の皆様、どうぞお越しくださいませ。

いよいよ年の暮れですが、今年も保護者の皆様、本校の教育活動にご協力頂き誠にありがとうございました。

また2023年1月10日、皆さんが元気な顔で登校することを楽しみにしています。

皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

(文責:高校教員)

防災教室

12月14日(水)4限目に、自衛隊香川地方協力本部の方を講師に迎え、防災教室が開催されました。クイズや講師の方の自己紹介など楽しい話から、南海トラフ地震に備えての準備や心構えに関する真剣な話まで、40分という短時間ではありましたが内容の濃い時間を過ごすことができました。近い将来に、ほぼ100%の確率で起こるとされる南海トラフ地震。過去に起きた阪神淡路大震災や東日本大震災の例を振り返ってみると、災害救助比率の80%が「自助」(自らの身は自分で守ること)と「共助」(地域で協力して助け合うこと)であったことを知り、自分自身による自分の命を守るための備えと、周囲の人たちと助け合える関係や環境づくりが大切なことに気づかされた貴重な時間となりました。

 

(文責:高校教員)

香川大学創造工学部特別講義

12月10日、ユリーカコースの高校3年生の物理履修生徒と高校1年生の物理に興味がある生徒を対象に、香川大学創造工学部の石原秀則准教授による特別講義がありました。3回目の最終回は「物理の数学的表現Ⅲ」として、「物体の運動を数式で表す」を講義していただきました。物理と数学の関連性について、運動や力の数学的表現だけでなく、振動と数学がどのようにつながるのか、振り子を使った実験で考えてみました。

 

最初に、振り子実験装置能の制作に取り組みました。厚紙で台座を作り、オモリを付けた割り箸を取り付けていきました。オモリを割り箸に取り付けるための釣り糸の調整が難しかったようです。次に、制作した振り子実験装置を使って、振り子の挙動を調べました。それぞれの実験装置の振り子の長さを計るとともに、10回往復する時間を計りました。その後、その全員のデータをとりまとめて一覧にすると、振り子の長さと10回往復する時間に正の相関関係があることが確認できました。一方で、微分方程式を解くことにより、周期は振り子の長さのみで決まることが示され、振り幅が周期に影響を与えないことを知りました。振り幅が大きくなると速度が速くなるイメージと一致しており、数式を物理的観点からとらえることで、数式の間のつながりが気づきやすくなることを理解しました。

 

3回にわたる特別講座により、生徒たちは工学系統の実験のあり方を体験し、将来の進路を含めて深く考えるところがあったようです。

(文責:高校教員)

普通科ユリーカコース修学旅行最終日

ユリーカコース修学旅行団は、昨日に引き続きハウステンボスでお昼過ぎまで思う存分散策をしました。その後、変なホテルハウステンボスの敷地内で解団式を行い、博多駅、岡山駅を経由して無事に帰ってきました。体調不良者もなく、無事に行程を終えることができました。

保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 
 

普通科ユリーカコース修学旅行3日目

ユリーカコース修学旅行団は、午前に雲仙妙見岳からの景色を望み、午後からはハウステンボスで時間いっぱいまで散策をしました。
今晩はハウステンボス内の『変なホテル』に宿泊し、明日も引き続きハウステンボスを堪能した後、帰路につきます。
  

普通科ユリーカコース修学旅行2日目

ユリーカコース修学旅行団は、平和公園と原爆資料館での平和学習、長崎市内のタクシー研修、雲仙温泉外散策の全行程を終えました。
今晩は雲仙スカイホテルに宿泊し、明日は雲仙ロープウェイに乗って妙見岳からの景色を観たあと、午後からはハウステンボスの散策となっております。

 

 

普通科ユリーカコース修学旅行1日目

ユリーカコース修学旅行団は太宰府天満宮への参拝や、PayPayドームでのプログラム等、初日の行程を無事終えました。
今晩はホテルモントレ福岡に宿泊し、明日は原爆資料館での平和学習や長崎市内のタクシー研修を予定しております。

 

人権講演会

11月16日(水)3、4限目に人権講演会が行われました。

終戦へと向かっていく広島の片隅で、一人の女性がどんな生活を歩んでいたのかを描いた作品『この世界の片隅に』を鑑賞しました。反戦を強調する作品ではありませんが、当時の日常生活の中に戦争があり、多くの人の人生を左右したという事実を痛感する物語でした。色々な作品に触れ、知識として知るだけでなく、「思いを募らせ感じてほしい」と願っています。

(文責:高校教員)

香川大学創造工学部特別講義

11月19日、普通科ユリーカコースの高校2・3年生の物理履修生徒と高校1年生の物理に興味がある生徒を対象に、香川大学創造工学部の石原秀則准教授による特別講義がありました。前回に続き「物理の数学的表現Ⅱ」として、「物体の運動とベクトルの関係」を講義していただきました。物体の動きの表現方法として、ベクトルによる力の解析を利用して、実験ではその挙動を検証しました。

 

最初に、ボールを動かす力として2点で押す場合を実験しました。ボールを線に沿って動かそうと、試行錯誤しながら押していました。次に、ボールを固定する力として3点で押す場合を実験しました。どのように押さえればボールが動かなくなるか、再び試行錯誤を繰り返していました。そして、力のつり合う方向を発見したならば、押している方向を記録に取りました。実験に取り組む3人の力が入りすぎて、器具が破損するトラブルもありましたが、記録した3つの直線が1点で交わることが確認でき、生徒たちは安堵していました。物理現象を理解するうえで、ベクトルを理解することが重要な役割を持っていることを確認し、スポーツ科学やロボット工学への課題に傾聴していました。

 

(文責:高校教員)