最終日は札幌市内を一望できるセンチュリーロイヤルホテル20階の食事会場で朝食を頂きました。修学旅行の疲れを見せる生徒も何人かいましたが、大きな問題もなく最終日を迎えることができました。生徒たち一人ひとりの意識に加え添乗員やスタッフの協力のおかげで、この修学旅行が有意義な時間となっているのだと思います。
ウポポイ民族共生象徴空間を見学後、新千歳空港で班ごとに昼食をとりました。多くの荷物を抱え、北海道での思い出と共に香川への帰路につきました。
出発前の天気予報から歴史的な大寒波の到来により北海道への出発すらも危ぶまれていましたが、全ての行程を無事に終えることができました。
近年、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために多くの学校行事が中止や縮小に追い込まれてきました。今回の修学旅行も冬の北海道で実施されるということあり、実現可能かどうか多くの方々と協議を重ねてきました。多くの保護者のご理解とご協力のおかげで生徒たちの人生の宝物となる貴重な経験を彼らに積ませてやることができました。
高校生は例外なく全員が成長途上です。仲間と共にいろいろな問題と向き合い乗り越えようと日々葛藤しています。自ら成長しようとしている生徒たちの助けに少しでもなれるように、私たち教員もこれまで同様、情熱をもって彼らと関わっていきたいと思います。修学旅行を通し、生徒たちの素晴らしさに改めて気付くことができたことに、大変感謝しています。卒業式の当日まであと1年余りありますが学年団全員がお互いの個性を認め合い共に高め合っていきますので今後のご協力もよろしくお願いいたします。