11月18日(水)2限、3限の時間を利用して人権・同和教育として人権映画鑑賞会を行いました。
1時間45分にもわたる映画でしたが全校生徒は真剣な表情で見ていました。4限目には感想文を書き、内容を振り返りました。
<作品>
「見えないから見えたもの」ー逆境を撥ね返す強い姿ー
<概要>
モンゴルに視覚障害者の職業訓練校を設立した元岡山県立盲学校教頭竹内昌彦先生の貴重な半生を描いた、愛と命の物語
主人公の竹内昌彦先生は、昭和28年に網膜剥離により失明しました。岡山県立岡山盲学校に編入、小学部、中学部、高等部に進学。専攻科ではあん摩マッサージ指圧、鍼灸免許を取得しました。その後東京教育大学盲学校教員養成課程にて教員免許を取得、昭和43年に母校である岡山盲学校教諭として勤務、教頭で退職しました。現在は岡山ライトハウス理事長・岡山県視覚障害者協会理事と兼任し、「いじめ」や「命の大切さ」をテーマに、自分の生涯経験を題材に2000回以上講演を行っています。近年はアジアに目を向けモンゴルやキルギスに盲学校を設立、就労支援も行っています。
(文責:高校教員)