防災避難訓練を実施しました

熊本県南阿蘇村長野の「ログ山荘火の鳥」で発見された、香川県東かがわ市の鳥居敬規さんと洋子さんは、藤井学園寒川高等学校の卒業生でした。
両名および「平成28年(2016年)熊本地震」により亡くなられた方々に心より哀悼の意を捧げるとともに、そのご家族と被災された方々にお見舞いを申し上げます。

防災避難訓練

4月20日(水)、香川県藤井高等学校と香川県藤井中学校が合同で防災避難訓練を実施しました。
これは、14日に発生した「熊本地震」を教訓にして日常の防災意識を高めるために、臨時で行ったものです。

防災避難訓練(160420) 防災避難訓練2(160420)
落ち着いて速やかに行動を

矢葺校長は全校生徒および教職員の前で、「大きな地震が近い将来に発生するかもしれません。自分の身を守るための行動を、先生の指示に従って速やかにできるようにして、もしもの場合に備えてください」と述べました。

防災担当の教員からは、学校以外の場所で罹災する場合を想定して、通学路中の避難場所を調べておくこと、家族と落ち合う場所と時間をあらかじめ話し合っておくこと、相互に助け合えるよう日頃から近所の人々に挨拶をしておくことが重要であるとの説明がありました。

防災避難訓練3(160420) 防災避難訓練4(160420)
矢葺校長の訓示と防災担当教員からの説明

「熊本地震」被災者支援のための募金活動

また、香川県藤井高等学校生徒会は、「熊本地震」被災者支援のための募金活動を学内で行っています。
「私たちと同じ高校生も被災しているので、私たちにできることを考え、募金活動を実施することにしました。一人一人の力は小さくても、みんなで協力すれば大きな力となります」と校内放送で募金を呼びかけました。
集まった募金は日本赤十字社を通して被災者に送られる予定です。

熊本募金(160510)
生徒会の募金活動

被災者の皆様に平穏な日々が一日も早く戻りますことを、藤井学園の生徒ならびに教職員一同、心からお祈り申し上げます。

(文責:経営戦略室)