昨日3月5日火曜日、晴天の中、平成30年度香川県藤井高等学校卒業証書授与式が行われました。
今日の日の為に、練習を重ね、入念な準備を行っていた在校生、そして先生方。
他のどの行事よりも丁寧に、そして心を込めているのが印象的でした。
卒業式前日、1年生を含む全校生徒で予行演習を行い、その後も遅くまで当日に向けて準備が進められました。
そして卒業式当日。
午前10時、おごそかな雰囲気の中、開式の辞が告げられ、国歌斉唱がユリーカホールに響き渡りました。
そして卒業証書授与へ。普通科100名、商業科49名の名前が呼ばれ、普通科代表の藤田さん、商業科代表の谷口さんが檀上へと上がりました。
卒業証書はずっしりとした重さを感じたと、後で代表の方がお話してくれました。これが3年間1人1人が学んできた証の重さですね。
その後、校長式辞、来賓祝辞とお祝いの言葉を述べて頂きました。
祝電が披露され、今度は生徒の番です。
最初に在校生総代送辞として寺岡さんが卒業生への気持ちを語ってくれました。
学校生活でのお話や、野球部で先輩に助けられたお話、そしてこれからの先輩方へのエール…それら全てのエピソードがまるで昨日のことのように思い浮かんでくるような温かいお話でした。
会場が温かい感動に包まれる中、次は卒業生総代答辞として安田さんが今の気持ちを語ってくれました。
学校生活での思い出や先生に教えてもらいながら勉強に励んだ日々、そして家族との時間…たくさんのことを学び歩んできた日々が走馬灯のように蘇ってきます。
そして、卒業の歌『仰げば尊し』
在校生、教職員も3年生を想い、一生懸命歌いました。
その後、卒業生保護者代表の方からの温かいお祝いのお言葉を頂き、卒業生にとっては最後の校歌斉唱。今までの中で一番、校歌を誇らしく感じた瞬間でした。
閉式後は、卒業生から先生方へ花束の贈呈がありました。
まもなく卒業していく生徒を前に先生方も気持ちが溢れだしました。
温かく、優しい気持ちに包まれた卒業式。
自信を持って3年生を送り出したいと思います。
3年生の皆さん、卒業おめでとう。
これからが人生の本番です。
ここ藤井の学び屋で学んだことを活かし、これからの人生を謳歌してください。
教職員一同、素晴らしい生徒達との出会いを誇りに思っています。
文責:高校教員