地域産業を担う職業人を育成
商業科ビジネスコースは、「実践力」をキーワードに、生徒自身が体験することを重視した学習を提供しています。
生徒たちは、地域の活性化や地場産業の発展をテーマにして、高校生の観点で地方創生に取り組んでいます。
<ビジネスコースの特色>
1.コミュニケーションスキルの習得
授業中、あるいは学校生活の様々な場面で、仕事に必要なビジネスマナーや社会規範について学びます。
コンピュータを利用したプレゼンテーションスキルも学びます。
身につけたスキルやマナーを販売実習などの場で実践し、コミュニケーションスキルを磨きます。
2.コンピュータを使える職業人の育成
商品開発・マーケティングなどの授業で、画像処理ソフトを利用し、POP広告やパッケージの作成を行っています。
3年次に行うチャレンジショップでは、生徒が作成した広告を地域雑誌に掲載したり、商店街等で配布したりして、たくさんのお客様にご来場いただいています。
3.地元の伝統工芸を学ぶ
丸亀市はうちわ生産量日本一。
丸亀うちわの伝統的な製造方法を学習しながら、うちわのマーケティング戦略や丸亀うちわを使った新商品の開発など、実践的な課題に挑戦しています。
4.就職
藤井高校普通科と商業科全体で、就職希望者の就職率は毎年100%を誇ります。
就職希望者の多くは地元企業に就職しています。
<チャレンジショップ「藤井屋」>
丸亀お城まつり、まるがめ婆娑羅まつり、藤井中学・高等学校冬のまつりなどで、チャレンジショップ「藤井屋」を出店し、販売実習を実施しています(出店しない年もあります)。
お店のPR、商品製造、接客など様々な仕事を実践することで、生徒たちは仕事に対して責任をもち、ビジネスの面白さを学んでいます。
<在校生の声>
ビジネスコースの最大の魅力は、丸亀お城まつり・婆娑羅まつりで「藤井屋」を出店し、販売実習ができることです。
私は、1年生のころから販売実習に参加し、店頭での呼び込みやハンバーガーづくりなど様々な経験をしました。
はじめは店頭で「いらっしゃいませ」の一言が恥ずかしくてなかなか出せませんでしたが、先輩たちのサポートもあり、今では、笑顔いっぱいの大きな声で
「いらっしゃいませ♪」とお客様を迎えることを楽しめるようになりました。
そしてこの経験が就職面接で私の大きな武器になっています。